宿泊・サービス業

2025.03.11

宿泊業

ANAクラウンプラザホテル新潟

新潟市

事業内容

ホテル事業に関する経営
※IHG(IHGホテルズ&リゾーツ)グループホテル

従業員数

153名(2025年2月時点)

INTERVIEW
さん

管理部 調達施設

石田 邦仁さん

きっかけと対応

SDGs宣言の実施
更新時期も念頭においた設備の高効率化による省エネルギー化を推進。
地産地消の食材や、SDGsに配慮した食材を使用したメニューの提供。
プラスチック製のカードキーから「森林認証制度FSC」認証の木材を使用した「木製ルームキー」への切替え。
請求書や領収書のペーパーレス化を推進。
環境に配慮したホテル運営プログラム「IHGグリーンエンゲージプログラム」の導入
プログラムの実行メンバーを組織し、IHGから示されるCO2削減目標値を目指して、省エネや廃棄物の削減に関して毎月ミーティングを実施。
電気・ガス・水道使用量・廃棄物量等のモニタリング。
実行メンバーによる省エネ啓蒙活動を実施。
省エネ最適化診断の実施
空調機の冷温水機の空気比を調整し、燃焼効率を改善。
1階ロビーの外気導入量の調整により空調負荷を低減。
非常階段の照明を人感センサー付きLEDへ変更。

取組の成果

  • SDGs宣言を行う前の省エネ等の取組はコスト削減が主な目的だったが、環境配慮に重きを置くことで、時代に合った「お客様に愛される素晴らしいホテル」を目指すことができている。
  • 「IHGグリーンエンゲージプログラム」によって着実にCO2排出量を削減できている。また、ガス料金や電気料金の削減にも繋がっている。
  • プログラムの実行メンバーの啓蒙活動によって社員の省エネの機運を高めるきっかけとなった。
  • 省エネの取組は概ね実践できていると感じていたが、省エネ診断によって新しい取組への気付きが得られ、実行できた。
  • 2024年度に新潟県エコ事業所表彰を受賞することができた。

課題

  • バックヤードのみで取組を進めることには限界があるが、お客様の利便性を損なうことなく、設備更新のタイミングに併せて高効率機器へ切り替えていきたい。
  • その際にガスを利用する設備をCO2排出量の少ない電気に移行することも検討しているが、費用対効果を考えるとすぐに着手することは難しく、やはり設備更新の際に少しずつ電化を図っていきたい。

将来

  • IHGの一員として2050年にCO2排出量ゼロを目指したい。
  • 当ホテルだけでなく、グループ会社内でCO2排出量を相殺できるような仕組みができると良い。

取組事例

「森林認証制度FSC」認証の木材を使用した木製ルームキー
「森林認証制度FSC」認証の木材を使用した木製ルームキー
高効率機器と外気冷房の導入による省エネ新潟県エコ事業所表彰制度ページはこちら
高効率機器と外気冷房の導入による省エネ



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