MEANING

脱炭素に取り組む意義

環境にも経営にも優しい、それが脱炭素化

2020年10月、日本政府は「2050年カーボンニュートラル」を宣言しました。また、新潟県は令和2年9月に「2050年までに温室効果ガス排出量の実質ゼロ」を目指すことを表明しました。そして現在、大手企業を中心に脱炭素経営に向けた取組が急速に広がっており、自社の事業活動だけでなく、原材料や部品調達などのサプライチェーン全体で脱炭素を進めることが求められています。このような社会情勢の変化を捉えて、中小事業者も脱炭素経営に着手することで、ビジネスチャンスの獲得や企業のイメージアップ、エネルギーコスト削減など、良い影響があると考えられています。

写真

MERIT

脱炭素こんないいことあります

  1. メリット1

    ビジネスチャンスの獲得

    消費者が環境に配慮した製品を求める傾向や、環境意識が高い企業を中心に、取引先に対して環境への取組を求める傾向が強まりつつあります。脱炭素の取組を行うことで、顧客や取引先、売上や受注の拡大が期待できます。

  2. メリット2

    光熱費などの経費削減

    省エネの取組や省エネ型設備の導入などで、電気料金をはじめとする光熱費などを節約することができます。

  3. メリット3

    企業のイメージアップ

    SDGsが浸透しつつある中、いち早く脱炭素経営に取り組むことで企業のイメージアップにつながります。

  4. メリット4

    従業員のモチベーションアップ・
    人材確保の強化

    環境問題という大きな社会課題の解決に向けて取り組むことで、従業員の共感や信頼を得られ、モチベーションの向上につながります。また、環境問題に関心のある人材から評価され、「この会社で働きたい」という意欲を持った人材を集める効果が期待できます。

STEP

脱炭素に取り組む方法

脱炭素の取組の着手の流れ

  • CO2排出量の把握

  • A

    省エネ

  • B

    再エネの活用

  • C

    再エネの創出

  • D

    CO2の吸収

  • 脱炭素

再エネ:再生可能エネルギーの略

まずは自社の現状を把握してみましょう

準備していただくもの

電気、ガス、ガソリン、重油、軽油、灯油などの請求書や領収書、
検針票など(使用量が書いてあるもの)

CO2排出量の算出方法

CO2排出量(kg)=エネルギー使用量×CO2排出係数

エネルギー(電気、ガス、ガソリン、重油、軽油、灯油など)の使用量
●準備していただいた書類の使用量を活用
単位エネルギー使用量当たりのCO2排出量
例:電気であれば1kWhあたりのCO2排出量を示す数値
●エネルギーの種類や電力会社ごとに異なる

※環境省HP「温室効果ガス排出量 算定・報告・公表制度」>算定方法・排出係数一覧(https://ghg-santeikohyo.env.go.jp/calc)で調べられます。

自分でCO2排出量を調べてみよう!

【チェックシートを活用しましょう】

日本商工会議所では、自社のエネルギー使用量やCO2排出量を
簡単に見える化できるツールを無料で提供しています。

CO2チェックシート
※外部リンク

SUPPORT

脱炭素への支援制度

脱炭素に向けた設備導入の補助金・融資など、
新潟県内の金融機関や市町村等の主な支援制度を掲載しています。

支援制度の検索はこちら
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